2005/03/07

メルマガバックナンバー

毎度です。春なのでちょっとテイストを変えてみようかと思っている管理人です。

掲示板に「後に続く人へのアドバイス」というスレッドを立てました。回復した
人から闘病中の人へ、「自分はこれをやっておいたおかげで早く立ち直れた」
といったアドバイスを残すスレッドです。
例えばあなたが○ヶ月前の闘病中の自分に会えるとしたら、何を言いますか?
そんな感じでコメントお願いします。

----------目次:---------------------------------------------------------------

●健康食品の効果、薬剤師の9割が情報不足
●モノアミンを音楽運動療法でたくさん作る
●国民の35%「自殺を考えた」 - 韓国
●栄養療法、最大の壁は「医師の認識不足」
●「年度末の疲れ」 対策マニュアル
●サプリメント吸収率アップのために食物繊維

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●ニュース
健康食品の効果、薬剤師の9割が情報不足
http://health.nikkei.co.jp/news/top/topCh.cfm?id=20050306e000y35806

共立薬科大の木津純子教授東邦大学付属大森病院の渡辺和美薬剤師らが薬剤師74人に
聞き取り調査したところ、大半が「健康食品を摂取するがん患者がいる」と回答。
アガリクスは9割以上、プロポリスは8割以上が摂取患者がいると答えた。

半面、良い影響があったと薬剤師が判断したのは9%で、効いた場合でもその程度は
数値で評価しにくかった。このため9割以上の薬剤師が「現状は科学的なデータに
基づく効果の情報が不足」、約8割が「医薬品との相互作用情報が不十分」と考えて
いた。

患者の混乱を避けるために、効果の分析を進めて健康食品の位置づけを明確にする
必要があると調査チームは訴えている。


※はい、そうだと思います。みんな「○○でガンが治る!」みたいなのに騙され
すぎ。「これさえ飲めば寝てても痩せる!」みたいなの。
1つを飲めば全て解決なんて、そんなインスタントな魔法なんてないって。

ウチのサイトで言っているのも「生活習慣を変えないとうつ病は治らないよ」
ってことです。よく「サプリ飲めば治るんですか?」とか誤解されますけど。

確かに「プロテインでうつ病が治る!」って言った方がウケは良いでしょう。
でもそれは詐欺だし。実際そんなわけないし。

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●ニュース
モノアミンを音楽運動療法でたくさん作る
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2005dir/n2624dir/n2624_03.htm

※モノアミン=ノルアドレナリン、ドーパミンなど

植物状態の人の脳を起こして機能を回復するため、生演奏による音楽刺激とトラン
ポリンによる上下運動刺激を加えるというもの。
歩行等の運動機能に加え,話す,歌う等,認知機能の改善が見られる。

東大阪市の石切生喜病院では,週に1回30分の運動療法を3か月から6か月,実質
12回〜24回実施。
日本大学では,午前と午後に1回の週に5回連続を3週から4週間の合計20回行った。
改善度の高い人は髄液中のノルアドレナリン,ドーパミン等モノアミン系の産生
及び代謝物質のホモバニリン酸の数値が上昇した。

このデータが示唆する重要なことは,発症からなるべく早い時期に療法を実施する
ことが脳の神経系の賦活を促進させることだ。神経の修復再生の鍵は発症から経過
する時間にあり,特定時期に集中して働きかける刺激が重要なファクターである
ことが推察できた。

大阪芸術大学 野田燎教授


※植物状態の人にトランポリンの上下刺激を与えてから髄液(脳の周りの水)
を取り出してモノアミンを計るという、非常にアグレッシブな(多分かなりの
数の家族が拒否したと思われる)治療に拍手。ちゃかしてるんじゃなくて、
医学が進歩する時ってこういう「スレスレな」実験が貢献することがあります。

音楽の生演奏を聴かせてトランポリンで刺激するとどうしてモノアミンが
増えるのか?
この理屈を応用したうつ病治療が出てこないとも限りません。

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●ニュース
国民の35%「自殺を考えた」 - 韓国
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/04/20050304000052.html

韓国の 2003年の自殺者は 10,932人。
人口 10万人あたりの自殺者は 22.8人(日本は 24.1人)。
年齢層では 40代と 30代がピーク。

自殺を考えたことがあるのは15〜69歳の国民の35%(1280万人)
自殺を計画したことがあるのは 4.3%(155万人)
身近に自殺をしようとしたか、した人がいるのは 18%
周りに自殺を考えている人が今もいる人は 11%

自殺が懸念される人のうち治療やカウンセリングを受けている人 15〜35%

自殺者のうちうつ病を経るのが 80%、衝動的なのが 20%。

自殺増加の理由について、韓国保健社会研究院のソ・トンウ(精神科専門医)研究委員:
「核家族、離婚、一人暮らしにより、家族の支持体系が弱くなっている上、ドラマや
映画で自殺を美化する社会的雰囲気によって自殺が増えている。自殺の原因となる
うつ病の治療を受ける比率が低いことも大きな要因のひとつ」

保健福祉部は2010年までに自殺死亡率を20%減らすために
・精神保健センターを拡充
・自殺危機相談電話(1577-0199)を強化
・うつ病の治療を受けることのできない低所得層には治療費を支援


※これはびっくりニュース。アジアの人は日本以外は割と情熱的なんですが
(というか何で日本人ってこんなに醒めてるの?)、35%の人が自殺を
考えたことあるってことは、3人の核家族だったら1人は当てはまるって
こと?

日本だと自殺ピークは60才代ですが、韓国は働き盛り(30〜40代)が
ピークっていうのは深刻だなぁ。

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●ニュース
「心身症で社員が欠勤」7割 - 愛知県の企業
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei050305_3.html

愛知県経営者協会が208社に聞いたところ、心身症などの社員がいる企業が7割に
上ることが分かった。

心身症やパニック障害、摂食障害、うつ病、アルコール依存症などで過去3年間に
心の病で欠勤した社員がいる企業は 72.6%。
原因は
  ・仕事の難易度や責任 50%
  ・職場での人間関係 41%
  ・上司との人間関係 35%
(ただし複数回答)

対策をしていない企業が 43% で、その6割は今後も予定がない。


※先日のヤフー掲載の調査結果とだいたい似た傾向です。
この調査では 76%が人間関係ストレス、ヤフーの方は 61%。
人とうまくやっていくのはすごく疲れる、と。

>対策をしていない企業が 43% で、その6割は今後も予定がない。

つまり全体の 25%の会社は「ストレスなんざ知るか!」と言ってます。
あんた鬼か。

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●ニュース
栄養療法、最大の壁は「医師の認識不足」
http://www.meteo-intergate.com/news/man/03-01/01.html

患者の栄養面での手助けをして回復を早める「栄養サポートチーム(NST)」の話。
全国に 24,000ある医療施設のうち、NSTが稼働しているのが 300、準備中は 240。
NST が診療報酬に反映される動きもあり、今後の普及は確実。

その NSTが出会った問題点や解決法が学会で発表されたが、最大の問題点は「医師の
認識不足、非協力」とのこと。中には栄養管理を否定するケースもあるという。


NST(栄養サポートチーム)って何?
http://www.ja-shizuoka.or.jp/k-enshu/torikumi/

入院患者の4割はタンパク質不足
http://www.seirei.or.jp/hamamatsu/nst/WhatNST.htm


※出ました、医師 vs 現場。医者って何でも知ってそうで、実はそうでもない。
医者の情報源はもちろん医学雑誌、その中でも「総説」という「他人の論文のまとめ」
なんだそうです。
総説はいろんな人の論文のうち検証が終わって確かそうなのをまとめるので、当然
最新にはなり得ない。あと「栄養療法」は現在の医学では反逆児扱いなので、これまた
医者は当然知らない。

人間の体と脳は食べ物からできてるんだから、体か脳が壊れたら直すための材料が
たくさん必要ってのは考えれば分かるんじゃないかなぁ。

入院患者の4割がタンパク質不足って何だ。入院すると栄養失調にされるのか。

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●ニュース
「年度末の疲れ」 対策マニュアル
http://health.yahoo.co.jp/theme/20050311.html

疲れ蓄積チェック by 厚生労働省
http://health.yahoo.co.jp/column/detail?idx0=w3000868

疲れの7割は「人間関係」、次に「機械相手の仕事」だそうです。
つまり「体は疲れていない」。
疲労研究は日本が世界をリードしているというのは、あまり喜べない現実。


※疲れ対策のドリンク剤はほぼ全て肉体疲労用ですが、今の日本人で
体が疲れている人なんてほとんどいないんですよ。みんな精神。
脳の疲れは抗酸化物質でガードするのが良いんじゃないかと思います。
脂溶性のやつね。ビタミンCとかは水溶性だからダメ。

神経伝達物質って結構簡単に枯渇するのでこまめな休息が大事。

ちなみにホウセン核がセロトニンを合成するのは連続60分くらいまでとか
どっかで見た気がします。

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●ニュース
サプリメント吸収率アップのために食物繊維

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/361625

10人の男女が3週間、7.5gの食物繊維入りのお茶を飲み続け、ビタミンC1g
摂取後の血中ビタミンC濃度の経時変化を比較。3週間後には、血中ビタミンC
濃度が上がりやすいことを確認した。

青山メディカルクリニックの大木理香院長:
「腸をきれいにしておくことで、サプリメントの吸収も良くなる」

このような食物繊維の効能を訴え、「あと 6g食物繊維を毎日摂ろう」という
団体「ファイバーアカデミア」が発足した。
健康維持に必要な食物繊維の摂取目安量は1日20〜27g。これに対して、現在の
日本人の摂取量は1日14.2g。目標量に比べて不足する6g以上の食物繊維の摂取を
呼びかけていく。

参考:ファイバーアカデミア
http://www.fiberacademia.jp


※種を明かすと、この団体は賛同企業が付いてまして、この賛同企業が
食物繊維入りの商品を売り出すわけです。

ファイブミニの宣伝を見ると「キャベツ代わりに飲めば繊維が摂れるのか」
と誤解した人が商品を買う、というなことが起きやすくなる訳ですな
(ファイブミニに溶けてるのは水溶性繊維なので便通などには貢献しない)

まぁ食物繊維の啓蒙自体は悪いことじゃないので良いんですけどね。
気を付けないととんでもないもの売り出したりするからなぁ。

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管理人の日記:
先日「儲かるお店の作り方」みたいな本を立ち読みしたのですが、「うまみ
調味料が体に悪いなんて言われてるが、入れた方が売り上げが上がるんだ!
どんどん使え!」と書いてありました(ほぼ原文ママ)。
だから「金儲けは人間のすることじゃない」とか言われるわけですよ。

健康は自衛するしかない…

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「うつ病ドリル」
http://u-drill.jp/

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http://www13.ocn.ne.jp/~read_me/utu/form_mail.html



 

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  | 2005年04月02日 12:11  | この記事のアドレス URL  |

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