薬の効果と副作用を血液1滴の遺伝子から予測
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nikkei netと日経本紙から
理化学研究所などが、薬の効き方や副作用を左右する遺伝子の違いを血液1滴から全自動で調べる装置を共同開発した。一般の病院で簡単に使えるため、患者の体質に合わせて最適な薬を選ぶテーラーメード医療の普及につながる。複数の病院で試験的に利用し、来秋に発売する予定。
装置は理研・遺伝子多型研究センターの中村祐輔センター長の研究成果と米サードウェイブテクノロジーズの遺伝子解析技術を組み合わせ、島津製作所や凸版印刷が共同開発した。遺伝子中の一塩基多型(SNP)を判別し、薬に対する体質を判別する。
薬1種類につき専用チップ1つを用意し、血液1滴を載せると約1時間半で結果が出る。全自動化は世界初という。今後、様々な薬用のチップを用意するほか、検査時間短縮などの改良も進める。来秋から装置1台を500万円以下、チップ1枚を数千円で販売する計画。
管理人より:
加えて
・検査には専門家は不要
・よって小規模な医療機関でも使える
・従来は試験に半日かかっていた(前処理が大変だった)
だそうです。
これはうつ病治療でとても大事な技術です。全ての抗うつ剤は「効くか効かないかは飲んでから2週間〜1ヶ月待たないと分からない」のが現状です。
で、1ヶ月経って効き具合に満足できなければ薬を変える訳ですが、そんなことをやっているうちに3ヶ月くらいは簡単に過ぎてしまいます。その間はずっとうつ病の症状で苦しまなくてはなりません。
それがたった 90分で事前予測できたら、無駄な3ヶ月を完全に節約できることになります。これは画期的なことです。
※理研は2004年にも同様の遺伝子解析装置を作っていましたが、こっちの方はどうなったんでしょうね。当時は 330万円だったみたいですが。
心配なのは予測確率はどれくらいなのかという点。薬の効き具合はセロトニン受容体遺伝子も関係すれば肝臓の薬物代謝遺伝子も関係するわけで、それら関係する遺伝子を全部判定できるのかどうか?
理化学研究所のプレスリリース全文を読んでみたのですが、遺伝子方面の基礎知識をあまり持っていないこともあって、詳しいことは分かりませんでした。
遺伝子が全て正常だとしても、それを阻害する要因(強いストレスや栄養不良など)があれば薬も効きません。
あくまで遺伝情報は「薬の効き具合を決める要因の一つ」です。
それても、事前予測が出来れば現状より大きな進歩です。
■カウンセラーが書いた「カウンセラーなしでうつ気分を解消する方法」
そんなバカな!
体をほぐすと心がほぐれる?
| | 2005年09月28日 08:35 | | トラックバック歓迎 (0) |
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