うつ病になりやすい仕事・年齢・職場
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働く人とうつ病について、日米それぞれの調査結果です。
1.アメリカで最もうつ病になりやすい職業は?
ニュースはこちら「最もうつ病になりやすい職種はパーソナルサービス」。
過去1年間にうつ病を経験した人を職種別に見ると、多いのは以下の職種だった。
・パーソナルケア(高齢者、子ども、重度障害者などの世話)に携わる人……10.8%
・飲食業に携わる人(コック、バーテンダー、ウェイターやウェイトレス)…10.3%2004年〜2006年までのデータでは、フルタイムで働く人のうち7%が過去1年間にうつ病を経験している。
(内容を保つように編集済み)
このニュースの元になったワシントン・ポストの記事(英語)はこちら。
これによると、3番目は医療従事者とソーシャルワーカーで、ともに9.6%。
一番低いのはエンジニア、建築家、測量技師で4.3%となっています。
なお、失業者のうつ病経験率は12.7%に跳ね上がります。
アメリカと日本では職業に対する待遇なども違うでしょうから、この結果がそのまま日本に当てはまるとは思えませんが、人とかかわる仕事、不安の多い失業者に多く、特殊技術のある人に少ない気がします。
2.日本の正社員で一番ストレスを感じている年齢は?
正社員でもラクじゃないという調査結果がこちら。
日本で、正社員5049名の意識調査をした結果です。
それによれば、「抑うつ、不安、脱力感といったストレス反応をこの1週間に感じているか」という問いの結果は以下の通り。
いつも……… 4.5%
しばしば……11.1%
ときどき……22.0%
たまに………36.4%
感じない……26.0%
ストレスを「いつも」「しばしば」感じているという人は15.6%にのぼります。では、どの年代が多いのか。
25歳〜29歳……20%
20歳〜24歳……18%
30歳〜34歳……17%
40歳〜44歳……16%
35歳〜39歳……14%
45歳〜49歳……12%
50歳〜54歳……10%
55歳〜59歳……10%
60歳以上……… 3%
「30代が危ない」という定説とはちょっと違った結果になっています。
なお、ストレスの原因の上位3つは「人間関係の悩み」「目標が高すぎる・責任が重すぎる」「自分の能力を十分発揮できていない」とのことです。
人間関係がトップ、というのは「やっぱり」という感じですね。
3.中小企業でうつ増加?
正社員の中でも、中小企業で働く人に関するメンタルヘルス対策は遅れているようです。
7月には厚生労働省の研究班が、東京都の中小企業に勤める人2890人に行ったアンケート結果を公表したそうです。(asahi.comでとりあげられていましたが、現在は閲覧不可能になっています。)
それによると、過去1年間に「死にたいと思ったことがある」人は10.3%。「実際に自殺をしようとしたことがある」人は2.2%。
これまで、自殺企図歴があるのは0.1%前後とみられており、かなり高い数字であるといえます。
また大阪府での調査によると、従業員300人未満の中小企業では、精神疾患による休職者が4年間で3倍に増加。
同じニュースに載っている厚生労働省の調査結果でも、メンタルヘルスケアに取り組んでいる会社の割合は規模が小さくなるほど減少し、従業員50人〜99人の企業では100人以上を抱える企業の約3分の1とのことです。
乱暴にまとめると、「中小企業でパーソナルケアに携わる20代後半の人」が一番うつになりやすいと言えそうです。
働くことはラクじゃない、とはわかっていても、できるだけ余計なストレスなく仕事に集中したいものです。
(本郷玖美)
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| | 2007年11月30日 12:05 | | トラックバック歓迎 (0) |
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