上級編(脳のトレーニング)
ここではより早く治りたい人のためのオプションを提供する。なぜ基本メニューに組み込まなかったかと言えば、能動的な努力が必要なために、うつ病の真っ最中の人には無条件には勧められないからである。
多少の気力ならあるという人に、以下の手段を提供する。
文字通りドリル形式の問題集(書籍)。1日2ページずつで60日分ある。
上の画像は amazon.co.jp の注文ページにリンクしているので、そのまま購入できる。
もともとは中年〜老人の脳の機能低下を防ぐためのものだが、脳の中の特に前頭葉の血流を改善させるものであることから、我々のようなうつ病患者が前頭葉の機能を改善し、扁桃体の興奮を抑制することにも転用できる。
脳の血流速度を画像化したデータを同書籍から引用する:
![]() | TVを見ているとき。 視覚である後頭葉(図の内側)、および聴覚の側頭葉が動いている。 |
![]() | 複雑な計算問題を解いているとき。意外にも左脳のごく一部しか動いていない。 |
![]() | 簡単な計算問題をできるだけ早く解いているとき。多くの部分が動いている。 |
![]() | そして、これが我々にとって最も重要な結果である、音読している時の状態。 前頭葉が活発に動いている。しかも、この活動は音読スピードを速くすればするほど活発になるという。 |
このように、音読することで前頭葉の働きを活発にさせることが出来る。
![]() | 左は上記のようなトレーニングをアルツハイマー型痴呆患者に行った結果、どれだけ前頭葉機能(行動の制御や抑制、言葉の生成能力)が改善したかを示すデータ。 3ヶ月で1割以上回復しているのが分かる。逆に、トレーニングしていない人たちは成績が下がっている。 測定条件: 音読と漢字書き取り、計算問題を1日10分、週に2〜5日実施。 |
計算や音読を日常に取り入れるには多少の努力が必要だが、一度始めてしまえばあとは単純作業なので苦にならない。いかに習慣化してしまうかだけが問題となるだろう。
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| 2008年01月08日 20:14 | | この記事のアドレス URL |
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