今日のうつ病ニュース 08.01.16(水):激安睡眠薬▽再診料変わります▽政府のうつ病政策 in 新健康フロンティア戦略▽ワインの味は金次第 ほか
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ドリエルは一回分350円、同一成分・同一含有量の鼻炎薬は35円、ちょうど10分の1
その辺の店(ドラッグストア)で買える睡眠薬、ドリエル。うつ病でお世話になったことがある人もいるのでは。
で、その「安くて同じ中身の鼻炎薬」って、レスタミンの糖衣の方のことですよね先生?
(レスタミンは糖衣じゃない方だと余計な成分が入ってるのでダメ)
現在の再診料は、病院(ベッドが20床以上)で570円、それ以外で710円。
これを650〜700円で統一する案が有力。(内容を保つように編集済み)
今は個人のクリニックがどんどん増えているのもあって、病院が人手不足です。で、病院の再診料が安いと患者が集中して病院がもっと人手不足になっちゃうじゃん、ということで今回の再診料統一の話。
政府:「同じ値段なら、患者は近所で空いてるクリニックに行くでしょ」
医師会:「クリニック安くしたら儲からなくなっちゃうじゃん」
政府:「じゃあ夜間とか往診の料金を上げてもいいからさぁ」
(クリニックが夜間と往診で儲かるように頑張れば、病院が急患から解放されてヒマになるでしょ)
だそうです。
ちなみに初診料はすでに統一されています。
基本的な考え方
国民自らが予防を重視した健康づくりを行うための国民運動を進めるとともに、国民一人ひとりが、その持っている能力をフルに活用し、充実した人生を送ることを支援することにより、国民の健康寿命を延伸させる
(内容を保つように編集済み)
「新健康フロンティア戦略」というのは、政府が主導して各省庁を束ねて10年計画で取り組んでいる、まぁ国民強化計画みたいなもんです。
この戦略を作っている会議の座長である黒川さんのブログに(pdf)基本的な考えの主張が載っていて、それを見ると今までの健康政策と何が違うのかが分かります。
いわく、タバコ吸うなとか運動しろとか個人に訴えてもダメで、むしろ家庭の中でお互いの生活を相互に支え合う必要があるだろ、と。さらには家庭を支えるものとして地域の交流もいるだろ、と。おぉ、立派な考えだ。
で、今回政府から発表された(pdf)新健康フロンティア戦略アクションプランを見てみました。特に気になるのはうつ病関連ですが、ちゃんと項目がありました。
【具体的取組(うつ対策の一層の推進)】
(1)うつの早期発見・早期治療の推進
- うつ病についての普及・啓発活動や、かかりつけ医のうつ病の診断技術等の向上等を図ることにより、地域での理解の促進、相談・治療体制の整備を推進する。(厚生労働省)
- うつ病の病態の解明や、簡便で客観的な指標を用いた診断技術及びうつ病の医薬品の開発等、うつ病の治療に係る研究により、早期診断技術や個人の特徴に応じた治療法の開発を行う。(文部科学省、厚生労働省)
(2) うつの治療、社会復帰の推進
- 社会復帰プログラムの研究開発、普及を図り、うつになった人の社会復帰を推進する。(厚生労働省)
- 「メンタルヘルス対策支援センター」(仮称)を設け、事業者や労働者からの相談に応じ、相談内容に対応する質の高い専門機関を紹介する機能を整備すること等により、労働者のメンタルヘルス及びその対策に係る相談体制の充実を図る。(厚生労働省)
(内容を保つように編集済み)
で、具体的にどれだけやる気があるかを知るには予算表を見るのがベスト、ということで見てみますと…
予備調査とか資料作りにこまごまと予算が付いてますが、10億円単位で予算がついてひときわ目立ってるのが治療法の研究。
特に次の3つです:
- 脳科学を発達させて、そもそも心って何なの?を調べる
- 分子イメージング(生きた人間の内部を分子単位で見る)を発達させて、うつ病診断を勘に頼らず出来るようにしたり、もっと効く薬が作れるようにする
- 遺伝子と病気の関係を明らかにして、どの薬がホントに効くかを飲む前に判断できるようにする
戦略の基本は予防重視なんですが、うつ病に関しては治療法がメインって感じですね。というのも、現時点でうつ病を根本的に治す方法というのは存在せず、薬飲んで症状抑えてる間に自然に治ればラッキーだよね、というスタンスで治療するしかないからなんです。新薬を承認するとき、判断基準としては症状が治まっていれば良くて、なぜ効くのか・根本的に治るのかという所は関係なく承認されますからね。
うつ病ってのは、正体は脳の中にあっても、その根本の原因は脳の外にある(生活スタイルにある)んで、根本的な治療薬って作れるのか? というと難しいですねぇ…
その他小さいニュース:
幸せな結婚生活が妻の仕事のストレスを軽減
→女性の仕事のストレスを払拭するのは、愛する伴侶が待つ家に帰ることや幸せな結婚生活を送ること。
男性は結婚生活と関係なく帰宅前には仕事のことは忘れてるそうです。
ワインの味は金次第
値札を付け替えると、同じワインでも満足度が変わったとのこと。
って考えると、高い薬はよく効いたりするんですかね。
やっぱりレスタミン糖衣と同じ中身で10倍高いドリエルですかね。
FDA「クローン家畜は安全」
FDA ってのは日本の厚生労働省みたいなトコね。
安全とは言っても「牛と羊ではクローン技術を使用した場合に胎児の病気や死産が増える」んだそうです。どれくらい増えるんだろう。
■カウンセラーが書いた「カウンセラーなしでうつ気分を解消する方法」
そんなバカな!
体をほぐすと心がほぐれる?
| | 2008年01月16日 16:35 | | トラックバック歓迎 (0) |
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