血は水よりも濃い―親子とメンタルヘルス
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親子の関係と子どものメンタルヘルスについてのニュースです。
約4600人を40年間調査した結果によると、生まれたときの体重が軽かった人や、立ったり歩いたりできるようになるのが遅かった人は、うつや不安症状を来たしやすいとわかった。
(内容を保つように編集済み)
元の文献はこちら(英語)。これを取り上げたロイターのニュースがこちら。
ここでは、ケンブリッジ大学が1946年に生まれた赤ん坊4627人について調べたうつ病の傾向が載っています。
・赤ん坊のとき体重が重かった人はうつ病が8%少ない
・立つのが遅かった人はうつ病が19%多い
・歩くのが遅かった人はうつ病が22%多い
この研究が始まった年の早産率がわからないので「低体重の赤ちゃんが一概にメンタルヘルスに問題あり、というわけではない」としながらも、「母親の被ったストレスにより子宮への血流が悪くなり、結果として胎児に十分栄養が行き渡らず、発育が遅れた可能性がある」と述べています。
そして「母親のストレスホルモンが胎児に移行したのかもしれない」とも。
妊娠初期に重いストレスを受けた母親の子どもは、統合失調症などの精神障害になるリスクが67%も高くなるというニュースもあります。
妊娠中の母親のストレスを減らすことは、次世代にも関わる重要事項ということです。
・母と娘の関係が良くないこと
・血中セロトニンが少ないこと
この2つの要素は、思春期の女性を自傷行為に向かわせることがわかった。
(内容を保つように編集済み)
このニュースの元はこちら(英語)。
この研究は自傷経験のある思春期の若者20人を自傷経験のない若者と比較して調べたもので、それによると上の2つの要素は自傷行為の有無の差の64%に関わっているとのことです。
20代前半女性7人に1人が自傷経験、という厚生労働省の調査もあり、自傷行為は女性の方が多く、上の研究でも対象患者20人中18人が女性です。
「(2つの要素を比較すると)自傷行為により強く関わっているのはセロトニン不足だが、2つの要素両方を併せ持つと影響は非常に強くなる」と述べられています。
濃密だからこそ親子関係は大変、と言えそうですが、親子のつながりを強化するホルモンで精神疾患を治療という研究もあります。
セロトニンなど生物学・化学的アプローチと人間関係などの環境面からのアプローチが、別々ではなく一つに融合した結果と言えそうです。
(本郷玖美)
■カウンセラーが書いた「カウンセラーなしでうつ気分を解消する方法」
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体をほぐすと心がほぐれる?
| | 2008年03月21日 17:28 | | トラックバック歓迎 (0) |
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