食べるか食べないか……うつと食欲
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うつになって痩せる人もいますが、太る人もいます。今日はうつと食欲に関するニュースです。
マウスによる研究の結果、食べていないときに出る食欲促進ホルモン、グレリンには抗不安・抗うつ作用があることがわかった。
このニュースの元(英語)はこちら。
これによると、10日間食事制限されてグレリンが4倍になったマウスは、迷路によるストレスでも通常のマウスより不安やうつのような状態になることが少なかったそうです。
また、遺伝子組み換えによりグレリンに反応できなくなったマウスは、通常のマウスよりもうつ症状を示すことが多かったといいます。
つまり、グレリンには抗不安・抗うつ作用があるということです。
これは原始の時代の、「食料を得るには平静でいないと、逆に食べられてしまうかもしれない」というリスクを下げるためのものだったのではないかと考えられます。
「空腹ホルモン」とも呼ばれるグレリンは「空腹である」という信号を脳に伝えるホルモンです。
グレリンの伝える信号を受けて、「お腹がすいた、何か食べなきゃ」と思うわけですが、グレリンを増やしてしまえば当然空腹感も強くなり、食べずにはいられなくなります。その結果、食べる量が増え、体重も増えてしまう……このことを、上記の実験を行ったZigman博士は「グレリンの抗うつ作用に関する、重大な副作用」と言っています。
グレリンの実験結果は、拒食症などの摂食障害の解明にも役立つかもしれないと述べられています。
エサを減らされたマウスは通常のマウスより、うつ行動を示す割合が減ることがわかった。
このニュースの元となる文献は見つけることができませんでしたが、「神経科学」という雑誌に発表されたようです。
普段の6割の量のエサしか与えられなかったマウスと普通のマウスをそれぞれ10日飼育したのち、うつ様行動を測定する実験を行いました。
すると食餌制限されたマウスは、うつ様行動を示す割合が減っていることがわかりました。
詳しいメカニズムは明らかになっていないものの、脳内の視床下部という部分から出る「オレキシン」という物質が関わっている可能性が考えられるということです。
糖尿病とうつとはお互いに関連があるというニュースもありました。
ただでさえ動きたくない、さらに薬で代謝が落ちる、でも食べる量が減らない……という人も多いと思います。
カロリー制限がうつと体重、生活習慣病にも効いてくれるなら一石三鳥。今後のさらなる研究が待たれます。
(本郷玖美)
■カウンセラーが書いた「カウンセラーなしでうつ気分を解消する方法」
そんなバカな!
体をほぐすと心がほぐれる?
| | 2008年07月22日 15:16 | | トラックバック歓迎 (0) |
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