セロトニンが少ないとがめつくなる
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セロトニンの影響についてのニュースです。
「最後通牒ゲーム」と呼ばれるゲームでの行動とセロトニンとの関連とを調べた実験で、セロトニンが少ない人は不公平な提案を拒絶することが多かった。
「最後通牒ゲーム」とは「ゲーム理論」の説明で広く用いられるもので、以下の手順で行われます。
- 互いにこれまでなんの関わりも無く、今後も関わりがなさそうなAさんとBさんが、ある金額を2人で分けます。ここでは例として1万円とします。
- Aさんが「提案者」、Bさんが「回答者」となります。
- Aさんは10000円をどう分けるか、つまりお互いの取り分をいくらにするかを提案することが出来ます。ただしこの提案は1回だけしかできません。
- BさんはAさんの提案を受けるか拒否するかを決めることができます。ただし、拒否するとAさんもBさんもお金はもらえません。
このゲームでの経済学的、論理的正解は
「Aさんは自分の取り分を9999円、相手は1円と提案。Bさんはそれを受ける」
だそうです。
「Aさんは『合理的に』自分の利益を最大限に追求し、Bさんは利益がないよりはわずかでもあった方がいいと『合理的に』考えるから」
というのが理由のようですが、現実に大学の経済学部などでこのゲームをすると、Aさん側は「半分ずつ」を提案することが多いようです。また、Bさん側の約半数が、提案額が総額の2〜3割を切ると提案を拒否する、という結果になるとのこと。
人間は合理性だけでは動かない、という行動経済学の典型例としてもよく引用されるゲームです。
上のニュースの元(英語)はこちら。
それによると、上で約半数だった「総額の2〜3割以下で拒否」の割合が、セロトニン不足の人は80%にまで上がるとのことです。
この結果は、社会的な意思決定をするときの感情にセロトニンが重要な役割を果たしていることを示しています。
セロトニンについては、こんなニュースもありました。
このニュースの元(英語)はこちら。
2006年のニュースでは、乳幼児突然死症候群(SIDS)の乳児の脳を調べた結果、脳幹にあるセロトニン神経の異常が見られるケースがあると報告されていました。
今回はマウスを使った実験の結果、脳幹のセロトニンの情報伝達異常によって「突然死が生じることがある」「ある発達の時期に徐脈(脈が少ないこと)と低体温が現れる」とわかりました。
これにより、先天的なセロトニンの障害がSIDSにおいて重要な役割を担っていることが判明しました。
うつ病ではおなじみ(?)のセロトニンですが、それだけでなくさまざまな役割があるようです。今後さらに研究が進むことが期待されます。
(本郷玖美)
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■[中難民時代][なぜなに]Debout, les for?ats de la faim
■神経伝達物質セロトニンは衝動的行動に関係
■Serotonin modulates behavioral reactions to unfairness.
( → この記事を引用・転載するには?)
■カウンセラーが書いた「カウンセラーなしでうつ気分を解消する方法」
そんなバカな!
体をほぐすと心がほぐれる?
| | 2008年08月11日 18:26 | | トラックバック歓迎 (0) |
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