若い世代ほどうつ病に不安
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うつ病が身近になるとともに、うつ病への不安も大きくなっているようです。
将来不安を感じる病気1位は「がん」、4割以上の20代が「うつ病」を不安視
医療保険またはがん保険に加入しているか興味をもつ20〜60代の男女計1000人(男女各500人)への調査で、「将来的に不安を感じる病気」について質問したところ、「がん」という回答がもっとも多く76.7%を占めたが、年代別では20代の「うつ病」が45.0%とほかの年代に比べて非常に多かった。
このニュースの元となった調査レポートはこちら。
これによると、1位「がん」(76.7%)の次に「脳卒中」(50.6%)、「心筋梗塞」(49.6%)、「糖尿病」(36.1%)と続きます。
「うつ病」に絞って見てみると、全体では29.2%で、高血圧(29.7%)に次いで6位。
ですが、年代別では、
20代……45.0%
30代……35.0%
40代……35.5%
50代……18.0%
60代……12.5%
と、若い年代に「うつ病」への不安を持っている人が多くなっていることがわかります。
20代に限ってみれば、うつ病はがん(82.5%)、脳卒中(52.5%)、心筋梗塞(51.5%)に次いで、4位に食い込んでいます。なお、30代・40代では5位、50代では6位、60代では8位です。
性別でみると、男性でうつ病に不安を感じているのは29.8%で6位。女性は28.6%ですが、5位です。これは、男性では高血圧の方がより不安と感じている人が多い(35.4%)ためです。
性別×年代で上位7位まで見てみると、
1.20代女性(46.0%)
2.20代男性(44.0%)
3.40代男性(40.0%)
4.30代男性(37.0%)
5.30代女性(33.0%)
6.40代女性(31.0%)
7.50代女性(20.0%)
と、40代以下では男性と女性に極端な違いはないことがわかります。
一方、やはり40代までと50代以上の間には開きがあります。
この傾向について、上の調査では「近年、若い世代でのうつ病増加がしばしば指摘されていることもあってか、自分がうつ病になることを不安視している若者がかなり多いことがわかる」としています。
うつ病の生涯有病率(一生のうちに一度でもうつ病になる人の率)は6.5%というデータもあります。15人に1人はうつ病を経験する、ということになります。
北海道のニュースですが、「精神障害者手帳」交付は10年で4倍超というニュースもありました。
患者数の増加で精神疾患が身近になり、知識や情報がいきわたりやすくなった結果、情報に敏感な若い世代ほどかえって不安を感じてしまうのかもしれません。
最近「このままじゃうつ病になっちゃう」「あいつきっとうつ病だよ」というような会話が、街で聞こえてくることがあります。
特殊な人がなるのではなく誰でもなりうる病気、という認識が広まるのはいいことですが、「身近」=「軽い」というイメージや、必要以上の不安は広まらないでほしいものです。
(本郷玖美)
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| | 2008年11月12日 19:33 | | トラックバック歓迎 (0) |
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